Q1. 石の種類によって値段が違うのはなぜですか?

A1. 山から切り出す時に掛かる経費の違いです。どんな石山にもキズがあり切り出す時にそのキズの部分を取り除きながら石を切り出します。良質な石ほど石山にキズがあり経費がかかります。あと、お墓を加工する時、硬い石は切り難く磨く時にも時間が掛かります。また同じ石でも色が違い色合わせにも経費がかかります。

Q2. 国産の石と外国産の石では、国産の石のほうが良い石だと他店で聞きましたが本当ですか?

A2. 国産の石だけが良いと言う事は、ありません。外国でもインド産などにも良質な石はたくさんあります。国産の石でも、柔らかく、墓石に向いていない石もありますので、お墓づくりにおいて”良い石”というのは、国産かどうかという点だけでは決まりません。

Q3. 国産の石でお墓を考えているのですが、どんな石が良いですか?

A3. 国産にも色々ありますが、日本を代表する庵治石、大島石、北陸地方で人気の万成石など吸水率が低く硬い石が良いです。

万成石の和型墓石

万成石の石目

Q4. お墓の色は白が良いと聞きましたが他の色だと駄目ですか?

A4. 駄目ではありません。地域によって黒色が良いと言う所もあります。良い悪いは無いと思います。石の色でお墓全体の仕上がりの印象がかなり違ってきますので、「落ち着いた雰囲気にしたい」「柔らかな雰囲気にしたい」「個性的なお墓にしたい」など、ご要望に合わせて石をお選びいただけます。

Q5. お墓の建てる向きはどの方向が良いですか?

A5. 一般的に東向きか、南向きが良いと言いますが、墓地の条件もあると思います。例えば、東西に仕切られた区画の墓地の場合、通路が西向きにあればその区画のほとんどのお墓が西向きに建てられています。中には工夫をして南向きに立ててあるお墓もありますが、お参りをするためのスペースが確保できる敷地が必要となります。

Q6. 中国製品は駄目だと聞きましたが日本製にしたほうが良いですか?

A6. 一般的に考えれば日本製の方が良いですが、中国製でも技術力のある工場で加工された物であれば、製品の品質は日本製とほとんど変わりません。日本製のお墓は人件費等の事情でどうしても割高になります。お客様のご予算に応じて慎重に検討された方が良いと思います。

Q7. お墓が傾いているのですが直せますか?

A7. 直せます。お墓が傾くと言うことは、いちばん大元の”基礎部分”がしっかりしていないと言う事ですから、一度お墓を取り外し、基礎からのやり直しをおすすめします。

「基礎から…?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、想像以上に石は重く、和型のお墓の棹石だけでも80キロ以上になります。全て組み上げると、その分の重さが基礎にすべてかかりますので、いかに丈夫な基礎工事をするかが、しっかりしたお墓づくりには欠かせないのです。

金具や鉄筋で固定

丈夫な基礎づくり

Q8. 石に刻んである法名の文字が見えにくくなっているのですが、どうしたら良いですか?

A8. 御影石に刻んである文字ならば、文字色の入れ直しを行えば見やすくなります。軟石の場合は、彫りが浅い事が多く、色を入れるのは難しいので、そのままにするか、御影石に取り替えることをおすすめします。

 

よくいただくご質問の一部をご紹介させていただきました。お墓や石材に関して、上記に無いご質問がありましたら、お気軽にご連絡ください。

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